読書記録!二冊目は、気になっていたアドラー式子育ての本です。
本を読んだきっかけ
数年前に話題になっていた「嫌われる勇気」を読んで、大げさかもしれないけど人生観が変わったなあって思いました。嫌われる勇気は、アドラー心理学について書かれた本です。
アドラー心理学に触れて気分が軽くなったことと、嫌われる勇気のススメ
心理学や哲学って、まあ屁理屈でしょ、とか、現実世界でどう生かせばいいの??って疑問に思うところもありますが、いろいろ悩める私にピッタリの本でして。
いろんな場面で見返りを期待したり、相手に自分の想定した通りの行動をとってもらうことをどうしても期待してしまって、もやもやイライラしてしまう性格なのですが、自分の領域と相手の領域を分けて考えるべき、自分の問題と相手の問題を分けるべきっていう考え方はものすごく気持ちを楽にしてくれました。
相手に期待しなくなるし、それがストレスじゃなくなるというか・・・うまく言えないけど、仙人みたいな「哲人」と、へ!とかけ!とかいちゃもんつけながらアドラー心理学にはまっていく「青年」との対話式で文章が書かれていて、個人的には読みやすかったです。今続編?の幸せになる勇気も借りてるとこ!
で、嫌われる勇気の中で、子育てについても少し触れられていて、褒めるのではなく勇気づけを!といったことが書かれていて、えー無理!褒めないなんて無理!ってすごく印象に残っていました。
そこでアドラー心理学にのっとった子育ての本に興味がわいて図書館で借りてきました~二冊借りたんだけど、文字ばっかりのほうはまだ読めてない!読んだら感想書きたい!
「マンガでやさしくわかるアドラー式子育て」の感想
で、「マンガでやさしくわかるアドラー式子育て」ですが、タイトル通りマンガを使って子育てあるあるとその解決策が書かれていて読みやすかったです!
悩めるお母さんがアドラー式子育てに精通してるパン教室の先生にアドバイスをもらってお悩み解決していく様は、さながらベネッセのDMによくついてくる漫画のようでした。・・・分かりやすいっていう意味でほめてます!!
1、2歳の子育てにももちろん活用したいことだけど、漫画では小学生のお子さんが、お片付けができない、宿題ができない、準備を自分でできない、兄弟喧嘩がたえない等の問題をどう解決すべきか?っていう点について書かれていたので、子どもがもう少し大きくなったらまた読みたいなあと思いました。
ここからはニュアンスですが、印象に残ったことを何点か書かせていただきます。
褒めない子育て?
で、嫌われる勇気で気になっていた褒めない子育てですが、褒めない理由としては、良いことをするとほめて注目してもらえる、ということが染みついてしまったら、褒めてもらいたい人(親や先生)の見ているところだけでごみを拾ったり人に親切にしたりして、褒められることが目的になってしまう可能性があるということが書かれていました。(ニュアンスです)
褒めるよりも勇気づけ?
褒めるよりは、勇気づけを行うことをアドラー式子育てでは推奨しているそうです。勇気づけは、取り組んでいる過程に対して、「頑張っているね!」等と声掛けすることをさすそうです。・・・これだけ見るとなんだよ~ってなりそうなので本読んだほうが分かりやすいかも!w
小さいうちはまだいいそうですが、子どもが三歳くらいになったら勇気づけにシフトすることをおすすめしていました。
娘と型はめ遊びをしている時に、どうしてもうまくできた時に偉いね!すごいね!といった言葉かけをしてしまうのですが、例えばうまくできなくても「あと少しだね!」とか「ぐるぐる回して工夫してたね!」とかその過程にスポットを当てて声掛けをしていければなあと思いました。
当たり前にできることに声掛けを
また、どうしても新しくできるようになったことや、できないことに注目しがちですが、それよりも、普段当たり前にできている点に注目してそこに対する言葉がけをすることで子どもの自信につながるそう。
これに関しては、もちろんできるようになったことを褒めることは継続しつつですが、一歳の娘にもできることだなあと思いました。少しずつできることが増えてくると、それが当たり前になってくるけれど、娘の頑張りをきちんと拾ってあげられる親でいたいなあと思いました。
本にも出ていたけど、もう少し大きくなって例えば反抗期とかに娘がなったとき、どこを褒めればいいんだ!っていう気持ちになったりすることもあると思うんです。でもそういう時も、朝起きた!学校に行った!ごはんを食べた!とかそういうこと一つ一つの行動を認められるような親になりたい!って思いました。
また、子どもにそういう接し方をするためにもお母さん自身が自分を認めてあげることが大切っていう言葉にも胸をうたれました。
